よつのはのレビュー。
各10段階評価
シナリオ…7
キャラクター…8
絵…6
エロ…6
音楽…7
システム・演出…6
総評…7
【感想】
まず、シナリオについて。結構古いので今と比べると尺は短いですが、その分気軽にやれて良かったかなとは思う。基本的にはタイムカプセルを探しながら3年前の話が断片的に展開されていく形ですね。こういう構成は昔を思い出すような感じで物語としても良く合っていたかな。よつのははキャラゲーとしての側面が強いのでシナリオとしてはやや弱い感じだったけど、雰囲気自体は悪くはなかった。
キャラについて。ののと祭が最高でした。ののはあの関西弁による独特のイントネーションが癖になりますね。ののが、あかん、あかんよーとか言ったらそれだけで癒やされるというか。後は面倒見のいい所も最高ですね。正に器量よしな感じで欠点らしい欠点がないというか。表情なんかも一々可愛くてかなり萌えましたね。正直、これは人気出るのも分かるわ。次に祭ですが、ツンデレかと思ってたら依存系だったのがまた良かったですね。一周目は正にツンデレと言う感じでこれはこれで良かったんですが、二周目の依存系になった祭がまたギャップが有って可愛かったんですよね。人見知りという設定は有ったけど、それが二周目で活かされるとは。
絵について。流石に古いので所々に粗がありますね。これ1ヒロイン1絵師かね。ののとかはあまり崩れてなかったけど、祭と亜凛沙はCGによっては微妙なのもあってちょっとイマイチでしたね。
エロシーンについて。全体的に尺が短く、イマイチ。とはいえ、これでも当時からすれば回数は多いほうか。のののたくし上げとか良いシーンは有ったのが救いなくらいか。
音楽について。BGMはちょっと古臭いものの雰囲気には合ってましたね。特にタイトル画面で使われているBGMがノスタルジックな感じで凄く好み。ボーカル曲は亜凛沙ルートで流れた茶太曲が一番良かったかな。
システム・演出について。流石にシステム面とか今から見ると古臭い。各キャラ個別に音量を調整できないし、学園探索パートも態々付ける意味有ったのかと思う。
全体的に見ると古臭くは有るもののキャラゲーとしては良く出来ているといった所かな。取り敢えず、個人的にはののと祭で萌えただけでもやった価値は有りましたね。