エロゲ雑記帳

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各10段階評価
シナリオ…8
キャラクター…8
絵…10
エロ…8
音楽…8
システム・演出…10
総評…8

【感想】
シナリオについて。今回は既に本編部分をやっているのでアフターシナリオのみの評価となりますが、アフターシナリオだけでも十分に面白かったですね。特にすみafterは秀逸と言ってもいいくらいの出来でした。すみafterはある種冒険劇的な要素が有りましたが、それ故印象的な場面は多かった。特に最後の方で主人公が振替祈祷の反動を受ける所で飛車角が身代わりになる場面は良かったですね。すみafterの最初に有った飛車角の回想とも相俟ってようやく飛車角も報われたんだなと思ったら感動せずにはいられなかった。その後、夏葉が若返って目を覚ました場面ではすみafterをやって良かったと本気で思いましたね。本編のすみルートは雰囲気自体は一番好みだったんですが、ああいうエンドになったのでちょっと後味が悪いなと思ってたんで今回のアフターで見事に払拭されてくれたという感じです。すみafterも雰囲気は良かったし、一番報われたという感じがするのでものべのの中だとすみafterが一番好みかも。その他、夏葉afterとありすafterは本編の補完で本編のエンドまでの道筋が分かりやすくなって良かったかな。まあ、ありすafterは若干蛇足感が有ったもののご開祖ちゃんが良かったのでそれだけでも満足。取り敢えず、シナリオ面はすみafterがやれただけも満足って所かな。
キャラについて。こちらも本編同様キャラが良かったですね。各アフターシナリオからの新キャラも気に入りました。新キャラの中で特に気に入ったのだとご開祖ちゃんかな。ああいう後輩的でフレンドリーに接せられるキャラって本編ではあまり居なかったからある意味新鮮で良かった。後、今回新キャラのせいか全体的にロリキャラ率がかなり高めになった印象。本編の頃は精々が夏葉とすみ、後は滝女郎の分身位だったのが今回の新キャラはいづものみこ以外ヒロイン全員ロリキャラっていう状況。ぶっちゃけ、ロリ方面に全力投球しすぎだろｗここのメーカーはこれからもロリを全面に押し出して生き残るつもりなんだろうかと思えてくる。
絵について。本編の時も思いましたが、やはりcuraさんの絵は素晴らしい。やはり個人的にはcuraさんみたいな絵柄が一番好みです。
エロシーンについて。最早シーン数だけなら下手な抜きゲすら軽く超えているという状況に驚き。本編から引き継がれたシーンと今回で追加されたシーンが混じってるせいでかなりシーン数が多くなってる。ていうか、数えてみたら88シーンも有ったわｗここまで来るとやり過ぎじゃないかと思う程。まあ、大半は専用のシーンとして隔離されているのでシナリオ上でのエロシーンはそこまで多くない印象だった。とはいえ、これだけ多いとエロシーンの回収も中々進まなくて苦労したものだ。その分、割とエロいシーンが有って良かった。個人的にエロいと思ったのはありすのシーンかな。縮んだありすとのシーンとか妙な背徳感も有ってエロかった。後、主人公の変態ぶりは相変わらずだった。というか、本編の頃よりも変態度が上がっているような。隙あればヒロインの尿を直飲みするのは勿論の事、数々の変態プレイを実行に移す主人公、いや透さんには頭が下がる。
音楽について。BGMは本編の方とあまり変わらないですが、やっぱり雰囲気に合ってて良いですね。ボーカル曲は新曲の中だとものべののうたが割と良かったかな。全曲の中だとやっぱり君と紡いでく物語が一番お気に入りですが。
システム・演出について。相変わらず凄いという他ない。特にシークバーが便利すぎですね。これ有るとうっかりセーブを忘れてもすぐに未読の位置まで持っていけるからありがたい。他にも場面選択と合わせて好きな場面まで簡単に行けるのでセーブ要らずになりそうです。色々とエロゲやってきたけどものべの並に快適な作品があまり無いのが惜しいですね。
総合的に見ると十分に及第点といったところでしょうか。元々アフターシナリオ目当てで購入しましたが、すみafterがやれただけでも購入した価値は有りましたね。