フレラバのレビュー。
各10段階評価
シナリオ…8
キャラクター…9
絵…8
エロ…8
音楽…8
システム・演出…8
総評…8
【感想】
シナリオについて。全体的にイチャラブがメインでシリアスなシーンはあまり無かったかな。個人的にイチャラブに関しては十分に満足できる出来だったと思います。この作品は主人公がヒロインにアプローチを掛けて恋人関係を築いていくというのがテーマになってますが、その恋人関係になるまでの過程が自然で無理がなかったのが良かったですね。最初は全然気がなかったヒロインが徐々に心を開いて主人公に惹かれていく所は中々萌えました。主人公が告白した後は恋人関係になって各自の個別ルートに入ることになりますが、恋人関係になった後のイチャラブもよく書かれていて十分に堪能出来ました。まあ、シリアスなシーンがあまり無いんでシナリオの起伏自体もあまり有りませんでしたが偶にはこういうイチャラブメインの作品も良いですね。
キャラについて。もうね、本当にどのヒロインも魅力的で捨てがたい!最初に共通部分をやってた時はゆずゆが一番魅力的で偶に見せる笑顔に主人公同様ドキッとして、ゆずゆルートで悶そうになるくらいにゆずゆが可愛くて気に入ってたんだけど他のルート行くと他のヒロインもまた違った魅力を持ってて甲乙つけがたい状態になった。ゆずゆは上記に書いたように笑顔が気に入ったのと後はポニテの破壊力がヤバかったですね。理奈は気が置けない友人として見てたから意外にもか弱い部分もあってそこに萌えました。岬はお嬢様系のキャラかと思いきやお茶目で普通の女の子な部分が有ったのが良かったかな。陽茉莉はやっぱり教室でのイチャラブですね。あれで完全にやられました。
絵について。サブ専任も含めると4人も居るので結構絵柄がバラバラで統一感がないのが気になりますね。メインでも理奈だけ明らかに浮いてる感じでちょっと違和感があった。とはいえ、塗りは割といい感じで絵柄の良さを引き出せていたかな。
エロシーンについて。まあ、割とエロいと思えるシーンはそこそこ有ったかな。特に最後のシーンは良かったですね。各ヒロインとも最後のシーンだけ二回戦になってて、選択肢によっては精液が付いたままとかもあって結構エロかった。
音楽について。BGMで気に入ったのだと星空の瞬き、FRIEND To LOVER、言葉より大切な事、LOVER TO...辺りかな。個人的にはBGMも良かったと思うので特典がサントラじゃなくてマキシだったのは若干惜しく感じます。また、ボーカル曲はやっぱりquantum jumpが最高すぎてヤバいですね。Knowingと同じく真里歌×Meis Clausonの黄金コンビで同じく癖になるメロディとボーカルで何度もリピートしてしまいます。一方でED曲の二人のアルバムも中々良い曲でこちらも気に入りました。
システム・演出について。この作品にはヒロインと仲良くなる為に会話システムが導入されていますが、個人的には有りなシステムだと思いますた。確かに好感度の管理が若干面倒な部分はありますが、ヒロインを攻略している感じが強く感じられるしヒロインと仲良くなっていく過程が分かりやすかった。後はもうちょっと変化を付けてパターン化しないようにしてくれたら言うことなしでしたね。後はそれほど不満はないですね。
総合的に見るとイチャラブメインの作品としては十分に及第点といったところでしょうか。ボリュームもそんなに多くはないので気軽に周回出来るのも良いところか。というか、全ヒロイン可愛すぎで何回も周回したくなってくる。