エロゲ雑記帳

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各10段階評価
シナリオ…7
キャラクター…8
絵…9
エロ…10
音楽…8
システム・演出…7
総評…9

【感想】
まず、シナリオについて。前作の町ぐるみの罠程複雑ではなかったけど、今回も結構ルート分岐しますね。今回はフローチャートが有りませんでしたが、普通に自力で全クリ出来るくらいの難易度だったのでフローチャートは無くても何とかなりました。後、今回も恒例のハッピーエンドが有りますが、魔族との決戦からハッピーエンドに至るまでの流れは良かったですね。一番最後にやったルートでも有るので感慨深かった。
キャラについて。個人的には涼音先生が一番良かったかな。涼音先生は立ち絵からしてエロくて気づけばいつの間にか一番気に入ってた。エロシーンでも一番お世話になったし。ああいう強気で大人な女性って良いですね。しかも性の知識は碌に無いという最高のギャップ。ああいうキャラが犯されているシーンとか見ると興奮します。メインヒロインである優理も正に純真無垢って感じで正義の変身ヒロインに合うんだけど、あまりにも純真すぎる感じで人を疑うことを知らないのがちょっとマイナスだったかな。後、杏はメインの中では唯一の非変身ヒロインですが、有る意味一番気丈なヒロインで良かった。どんなに犯されても最後の最後になるまで決して折れないけど、簡単に折れないせいでより深みに嵌っていってしまう所が最高すぎる。正直、杏の気丈さを見てると優理よりも杏が変身ヒロインやった方が良かったんじゃないかと思ったほど。その他、サブキャラで気に入ったのは摩耶かな。摩耶は丸山ルートにしか出てこないけど、割と好みのキャラでした。おちゃらけているように見えて意外に義理堅くて、丸山先生の為にお膳立てはするけど自分からは決して出しゃばらない所が良かった。出来れば摩耶の陵辱シーンも欲しかったけど、丸山ルートでしか出番が無くてエロシーンの欠片も無かったのが残念すぎる。
絵について。原画のつくもかずいたさんはMAIKAでソルディバンやテトラスターを描いていた頃から知っていますが、MAIKAにいた頃と比べると別人みたいに変わってますね。本人の画力が洗練されたというのも有るんだろうけど、それ以上に塗りの違いが大きいと感じた。まさかここまで肉感的な絵柄になるとは思ってなかったですね。正直、立ち絵見ただけで興奮する程です。こういうの見ると本当に塗りの違いって大きいですね。少なくともsyrupの塗りは良く合っていてより肉感的でエロくなったので文句は無いです。
エロシーンについて。前作の町ぐるみの罠と比肩する程の大ボリュームでした。回想シーンに登録されているだけでも134シーン、更に予約特典も含めれば144シーンというとんでもない数になってて驚きというか。抜きゲでここまでのシーン数がある作品は殆ど無いんじゃないかと思うほどの多さ。しかもそのシーンの一つ一つが手抜きじゃなくて結構尺が長いという仕様。正直、ここまで作りこんでくれたsyrupには頭が上がらなくなりそうなくらいですね。全体的にはやはり人間相手の輪姦シーンが一番多いですね。個人的には輪姦シーンは割と好みなのでこれは良かった。輪姦シーンにしても一回出しただけで終わりとかじゃなくてちゃんと二回戦や三回戦、更には最後の終わる部分までちゃんと書ききっているのが好印象。やはり、メーカーがメーカーだけに輪姦シーンには拘りを感じられますね。大抵の場合だと最初の部分だけ書いて後は省略というパターンが多いのでしっかりと最後まで書いてくれただけでも満足。全体的な割合だと人間相手のシーンが多いですが、魔族とも敵対している以上、魔物に犯されるシーンもしっかりと有ります。前作の町ぐるみの罠は完全に人間相手だけだと思っていたので異種姦があって不意打ちを食らった気分でしたが、今回は最初から魔族が存在しているので異種姦が有ってもそんなに違和感は無かった。後、個人的に一番抜けたのが一番最初にやった金満ルートかな。金満ルートは涼音先生が嫌悪するおっさん共に犯されるということもあってかなりエロいシーンが多かった。もうね、本当にCGだけでも抜けるシーンが多かったですね。特に最後の浮浪者に散々犯されてボロボロで生気をなくしたシーンのCGは最高に抜けました。あのシーンは正しく正義の変身ヒロインが敗北した感じがよく出ていて非常に良かったです。
音楽について。solfaが担当しているだけあってBGMは割と良い曲が揃ってました。ボーカル曲もOPは結構癖になりますね。
システム・演出について。前作みたいにフローチャートが無かったのが残念。フローチャートが有れば分かりやすくて良かったんだけど。
総合的に見ると大満足と言っても良いくらい。正直、ここまでの大ボリュームで作ったのが驚きなくらいですね。抜きゲとしてみると数年どころか十年に一度くらいの傑作ではないかと思う。