エロゲ雑記帳

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各10段階評価
シナリオ…7
キャラクター…7
絵…8
エロ…9
音楽…7
システム・演出…7
総評…9

【感想】
まず、シナリオについて。大まかなシナリオとしては、勝利ルートと悪堕ちルートの2つですかね。OHPの感じから基本勝利ルートが中心になるだろうなと思っていたので悪堕ちルートが有ったのは嬉しかったですね。しかも意外に作りこんである。勝利ルート終わった後に悪堕ちルート行ったので背徳感も半端無かったですね。まあ、個人的には勝利ルートと悪堕ちルートで分岐しただけでも満足。
キャラについて。個人的に一番良かったのはやっぱり悪堕ち後のエクスティア、もといルクスティアですかね。薄いピンクの髪に淫魔のようなエロいコスが実に好み。悪堕ち前のコスも割と好みだったんでギャップもあって最高でした。やっぱり、悪堕ちといえばこういうデザインですね。角や尻尾まで生えていて二度と戻れない感じが良く出ています。
絵について。最初、OHPで見た時表情が今一でちょっと好みから外れるかなと思ってたんだけど、実際にやってみたら思っていたよりも表情に変化があって良かったかな。表情以外はムッチリ感があって割と好みだっただけにきちんと改善してくれたようで何より。
エロシーンについて。正しく期待以上の出来。正直、和姦多そうだったんで敗北陵辱が半分くらい有ればいい方かなと思ってたら予想以上に多くて嬉しい限り。正直、1怪人毎に1陵辱くらいかなと思ってたら大体2～3回くらい有りましたね。絵が良いのも有りますが、テキストがねちっこくてよりエロさを醸し出していたのでこの作品だけでもかなり抜けました。ヒロインが堕ちていく過程をじっくりと書いているのが実に良かったというか。一回犯された後もその影響が日常にまで押し寄せてくるシーンとか下手なエロシーンよりもエロかった。こういう、徐々に快楽に蝕まれていくシーンは個人的にかなり好みだったので特に3章と4章の敗北陵辱は凄く抜けましたね。他、10章の洗脳とかも徐々に誤認させて洗脳していく過程が背徳感有ってエロかったですね。後、上でも書いたけど何よりも悪堕ちが有ったのが最高すぎる。しかも悪堕ち自体がルートそのものになっているという気合の入れよう。この悪堕ちに関しても徐々に快楽に蝕まれて最終的にはジネーヴラ等の敵の言葉にそそのかされて悪堕ちしてしまうのが実に良かった。悪堕ち後にジネーヴラと致す前に主人公の精液を掻き出してこんなのいらないと言い放つシーンとか印象に残ったな。ここまで書きましたが、やっぱり悪堕ちに関しては良く出来てますね。ここまで悪堕ちが良かったのはディバインハートカレン以来かな。個人的には変身ヒロインといえば悪堕ちのイメージが強いのでそういう意味でも悪堕ちに力を入れてくれたのは評価したい。
音楽について。まあ、抜きゲだしこんなものでしょ。
システム・演出について。基本的な機能は揃っているけど、セーブとロードが若干し辛いのが気になる。後、戦闘シーン有りますが思っていたよりもシビアだった。特に慣れない最初の頃は負けまくりましたね。慣れてきたらそれなりに勝てるようにはなりました。戦闘スキップ有るだけまだマシですが、この戦闘バランスは意図しての事だろうか。
総合的に見ると予想以上に良かった作品。最初は同じ月に出る予定だったセイクリッドリネージュに期待していたのもあって、こっちの方はあまり期待してなかったんですが良い意味で期待を裏切ってくれた作品。変身ヒロイン、特に悪堕ちが好きな人には是非ともお薦めしたい作品。