エロゲ雑記帳

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各10段階評価
シナリオ…8
キャラクター…9
絵…8
エロ…7
音楽…8
システム・演出…8
総評…8

【感想】
まず、シナリオについて。基本的にイチャラブ重視でシリアスな要素は徹底的に排除していたのは前作のフレラバと変わりませんね。これがSMEEの方針だと思いますが、これくらい吹っ切れていたほうが割り切ってプレイ出来るので却って好みかも。シナリオ自体は特に大きな山もなかった感じですが、もう少しこの世界に浸っていたいと思わせる魅力が有って、このまま進めるのが勿体無くも思える程楽しめました。やはりイチャラブの割合が大きいのでヒロインの変化も楽しめるし、シリアスな要素もあまり無いので安心してプレイ出来るのがSMEE作品の大きな強みですね。取り敢えず、個人的にはフレラバと同じくらいにイチャラブを楽しめたので満足。ただ、フレラバと比べると若干デレの要素が大きく、イチャがやや物足りない感じはしました。後、シナリオ補助と言う名のサブライターが加わっているせいか所々で連携が取れていない箇所が有ったのが気になりましたね。特に空ルートはテキストと実際の台詞が全然違うという酷さ。サブライター使うならフレラバの時みたいに上手く擦り合わせしてしておけよと言いたくなる。
キャラについて。正直、全ヒロイン可愛くてニヤニヤが止まりませんでしたね。ここまでヒロインを可愛く書けるのもまたSMEEの魅力というか。イチャラブがしっかりとしているので個別ルートでヒロインの新たな一面を発見したりしてよりヒロインの魅力が高まりますね。個人的に一番良かったのはもえみんかな。正直、共通の時は元気系のキャラかと思ってたら、個別での可愛さに思いっきり萌えましたね。照れたり慌てたりする様が共通とギャップ有り過ぎでヤバかった。後は家族思いな所も好印象でしたね。
絵について。今回、メインヒロインは単独原画になったのでフレラバと比べても安定感は向上したように感じられます。個人的には複数よりも単独の方が良いと思っているので単独になったのは評価したい所。そして、塗りも相変わらず良いね。後、背景ですが、少なくともスピーカーは特定しました。空の部屋が、JBL 4312MとBass 8の2.1ch構成、志帆の家がELAC FS57.2の4ch～5.1ch構成、彩里沙の家がYAMAHA NS-F210ですね。これだと他にも元ネタは有りそうな感じ。
エロシーンについて。尺はそこそこ長く、CGも割とエロい。回数も4～5回有り、萌えゲーのエロシーンとしてならこれで十分な感じもする。個人的に一番エロかったのは、あゆみちゃんのオナニーシーンかな。
音楽について。BGMは割と良い感じ。やはり冬が舞台のせいか冬を感じさせる曲が多かったですね。ボーカル曲も同じく冬を連想させるようなメロディでした。個人的にはやはりOPのSnow×Connectがお気に入りですね。折戸作曲のメロディと霜月さんのボーカルが上手くハマってました。
システム・演出について。色々と設定できるので不足感は無かったですね。フォントを変えられるのは勿論の事、テキストの色も自由に変えられるのは便利だと思いました。前作から引き続きバックログジャンプの機能が搭載されているのも地味に嬉しい。もう一度見たいシーンでもバックログ内なら気軽に見れるのがポイントですね。後、今回メール機能も有りますが、一日の終わりの時に出すメールの方はフレラバの会話機能の形を変えた感じですね。ヒロインの反応が画一的なので進行に合わせて反応を変えてもらえるともっと良かったかもしれない。
総合的には満足といった所かな。やはりSMEEにはこの方向性で行って欲しい所。ただ、アフター的なエピソードが無かったのが気になったのでまずはFDを望みたいですね。