Lilitales ‐リリテイルズ‐のレビュー。
各10段階評価
シナリオ…7
キャラクター…7
絵…8
エロ…9
音楽…7
システム・演出…8
総評…8
【感想】
まず、シナリオについて。王女を攫われ、自分にも誘拐の嫌疑がかけられる中で王女を奪還するという単純明快なシナリオ。まあ、街の人に聞き出していって王女の場所を突き止めるという地道な展開ですが個人的には好みかな。目標が明確なだけに分かりやすかったというか。
キャラについて。個人的にはジルがかなり好みのキャラだったのでもう少しシーン数欲しかった所。誘拐されたのに脅しに屈しない所とか実に好み。後、主人公のルナはプレーヤーの選択によって色々な姿を見せるのが良かったですね。普段は騎士だけど、時には踊り子、時には娼婦とか様々な一面が見れて飽きない。
絵について。同人にしては中々クオリティが高い。立ち絵やCGも好みだし、塗り自体もよりエロさが引き立てられていたように思う。特に精液の描き方が凄く良かった。ドロッとしていて生々しいというか。商業でも精液の描き方がイマイチな場合が有るのでこの辺にもクオリティの高さを感じますね。
エロシーンについて。実にエロい!これはもう最高ですね。これだけで何回抜いたか分からないくらい。特に素晴らしいのがヒロインが簡単には堕ちない所。ヒロインの精神力が強いためか即堕ちしないので堕ちた時のギャップと背徳感がヤバい。特にジルの監禁調教は個人的にもかなりお気に入りで、ジルが徐々に堕ちていく過程がすごくエロかったです。他には司教の催眠治療も段階を踏んでいるのでこれもお気に入りですね。後、個人的に評価したいのが戦闘シーンからエロ展開に持って行く所。特にモンスターに囲まれたり、身動きが取れなくなってそのままエロシーンに突入するのは一番評価したい所ですね。身動きが取れなくなるとスキルを使わない限り、逃げられないし抵抗できないというのが実に良かった。ここ見て製作者は良く分かってるなと思ったくらい。モンスターによるエロシーンもそれなりに多くて個人的には満足。
音楽について。BGMは割と良い感じ。
システム・演出について。個人的にはバランスもよく練られていて戦闘面でも楽しめましたね。レベルの概念が通常のRPGとは少し違うのでレベル上げを気にせずに進められたし、戦闘でもそこそこ歯応えがあって良い感じでした。特にボス級の敵だと最初に敵の戦力を分析して対策を練っておかないとかなり苦戦するのでよく考えられているなと思ったくらい。個人的にはこれくらいの難易度が理想的ですね。そういう意味では実に絶妙なバランス調整だったとも言えますね。
総合的に見ると、大体満足出来たかな。シチュがかかなり好みだったので買いましたが予想以上にシステムも洗練されていて見事にハマりました。久しぶりに同人作品やりましたが、これやると同人も侮れないなと思う。