はるかぜどりに、とまりぎを。のレビュー。
各10段階評価
シナリオ…6
キャラクター…8
絵…7
エロ…7
音楽…9
システム・演出…7
総評…7
【感想】
何と言うか、正に春音の為にあるような作品ですね。10あるエンドの内、4つが春音エンドだし。
春音・籠女ルートは切ない系のシナリオで、割とシナリオにも力が入っていたと思います(まあ、終盤はちょっと急展開でしたが)。夏乃芽ルートはまあ、普通の萌えゲ的なシナリオで割とまったりした感じでした。問題は秋穂・冬子ルートなんですが、この二人はエロ要因と言っていい位にエロシーンに偏重しています。
しかし、主人公のドSっぷりというか鬼畜っぷりは中々に凄い。全ヒロイン中、2人を最終的に奴隷化させてるし。そもそも、秋穂と冬子のエロシーンでバイブやローターを仕込んだり、選択によっては複数のヒロインとHしながら他のヒロインに移るとか仮にも萌えゲでここまで鬼畜な主人公って見たことないですね。特に秋穂・冬子ルートはそのまま陵辱ゲーにしても違和感無いぐらいですw春音や籠女、秋穂といった各キャラが割と良かっただけに主人公の鬼畜っぷりが目立ちますね。まあ、その主人公の鬼畜っぷりのお陰でエロシーンは割とエロかったですが。
音楽は結構良かったです。特に主題歌の『SEVEN COLORS』は名曲ですね。MANYOの曲調とみとせのりこさんの透明感のある歌声とが実にマッチしていて、いつまでも聴いていたくなります。他にもED曲の『なみのうた』も良かったし、BGMも全体的に落ち着いた感じで結構良い曲が多かったです。
演出も割と凝ってますね。桜の花びらが舞い散ったり、月明かりに照らされたりと結構雰囲気が合ってて良かったです。
全体的に見てると、萌えゲとしてはかなり異端な作品ですね。というか、これはかなり人を選ぶ。SkyFishのスタッフもよくこの作品の続編を作ろうと思ったものだ。全体的に少し詰めが足りないと思う部分がありますが、まあ、SkyFishのゲームではよくある事なのであまり気にしないことにします。
テーマ:18禁・美少女ゲーム -
ジャンル:アダルト