魍魎の贄のレビュー。
各10段階評価
シナリオ…6
キャラクター…7
絵…8
エロ…9
音楽…6
システム・演出…5
総評…8
【感想】
シナリオ自体は抜きゲーということでやや短めですね。基本的な流れとしては、魍魎の封印が解けかかっているから再度、魍魎を封印し直すという感じです。話としては、千尋・すずなルートがメインでレイカ・凪ルートがその補強(とは言っても、千尋・すずなルートとは大分展開が違いますが)、ハーレムが割とおまけっぽかった。
キャラとしては、レイカと凪、それから鈴白が割と強気系で良かった。こういう、強気系のキャラが触手で犯されて悲鳴や嬌声を挙げる所なんかは中々昂奮します。ただ、凪が途中で操られたりするのが残念でしたが。
原画はあおじると言う事でいつもの事ながらにムチムチした体感で、汁気も良くてかなりエロかった。事、触手を描かせたらこ最高ですね。触手の部分までびっしりと描かれているのは毎度毎度、好感が持てる。ただ、淫妖蟲の無印や触の頃と比べるとやや肉感が悪くなったかなと思います。塗りも悦の頃の酷い塗りと比べても大分改善されていて良かった。流石にあの塗りのままこれを出されても微妙な感じになってたと思うし。
エロシーンは結構ハードでかなりエロかった。時には一シーン毎に抜いていたこともあったので中々進まなかったことも。エロシーンのシチュとしては超乳化や出産のシーンが多く、これだけでも如何にハードなのかが良く分かりますね。他にも蜘蛛や百足といった昆虫に犯されたり、電気ショックやスカもあったりしました。触手ゲーなだけあって触手がメインですが、対人のシーンやヒロイン同士の絡み、逆レイプもありました。蜘蛛や百足といった昆虫に関してはかなり生々しく描かれてますが、幼い頃から昆虫に慣れている身としてはこういうのも平気でした(当然、蜘蛛や百足も見慣れている)。個人的には苦痛だとあまり抜けないんですが、快楽寄りだと結構ハードなシーンでも抜けるんで今作に関してはかなりの当たりだった。特に出産シーンが一番エロかったです。妖魔を産む時の表情が最高に最高にエロい。ただ、淫妖蟲の無印や触と比較すると、堕ちるまでの過程で連続してシーンが無かったのが残念だったかな。一回エロシーンが終わったら終了、二回目があってもいきなり堕ちて出産シーンになってたりするし。まあ、キャラが多いから仕方が無いんでしょうが、もうちょっと連続したシーンが欲しかった。
音楽面に関しては、BGMは作品の雰囲気にあっていてそれなりといった所でしょうか。主題歌の「世界の果て君が見た夢」は真理絵さん熱唱の曲ですが、相変わらず触手を全面的に打ち出した作品とは思えない程に恰好良い曲でした。
システム・演出面はちょっとどうかなと思った。システムは淫妖蟲シリーズと基本的には同じですが、もうちょっとこの使いにくさはどうにかならんのかと思った。色々と設定したい時に一々面倒すぎる。後、エフェクトのスキップにチェック入れてるのにエフェクトが飛ばせないのは仕様?
総合的にはかなり抜けたし、満足な出来でした。ライターが変わってもハード路線は全然変わってないんで、Tinkerbellは今後もこの路線で行くんですかね?個人的にはこのままの路線で行くなら期待したいですが。しかし、魍魎の贄でこれだけハードなシーンが出ると、淫妖蟲 悦とは何だったのかと思ってしまう。寧ろ、悦なんて無かったとも思えるくらいに吹っ切れてますね。
テーマ:18禁・美少女ゲーム -
ジャンル:アダルト