エロゲ雑記帳

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各10段階評価
シナリオ…7
キャラクター…7
絵…7
エロ…8
音楽…7
システム・演出…9
総評…8

【感想】
いやはや、ここまでハマったゲームは久しぶりでした。特に戦闘面ではプレイしていく度に癖になっていきますね。最初はノーマルでやってたけど、段々とハード、アビスと難易度を上げていきましたが、その度に歯応えが増してやり甲斐がありました。流石にアビスでかなりきつい状態になったのでエンペラーは試してませんが。SLGは久しぶりだったので最初はプレイしながらやり方を覚えていったんですが、途中で慣れてくると段々と効率良く出来るようになっていきました。SLGとして見ると戦闘面は兎も角、内政面がちょっと弱い感じがする。とはいえ、戦闘が面白かったのでそこまで気にはなりませんでしたが。
戦闘面に関しては、最初こそ女神を重点的に使っていたんですが、魔族軍が加わったり隠しユニットが解放されるに従って段々と使わなくなっていったな。女神よりも魔族軍や隠しユニットの方が性能高いせいで必然的に女神の出る幕が無くなっていったというか。女神でこれらのユニットにまともに対抗できそうなのがアリア位しか居ない時点で女神が女神（笑）な状況になるのも無理ないな。魔族軍や隠しユニットは基本的に性能が高いんですが、中でもフェレスと皇帝フリードは群を抜いていて、チートと呼べるくらい。何でこんなチート級の性能を持つ奴が二人もいるんだよと思った。まあ、フェレスに関しては本編アビスやデウスモードで世話になったし、皇帝フリードもデウスモードの対三柱神戦では遺憾無く強さを発揮してくれて助かったが。
シナリオの基本的に流れとしては、フィーリアスの各女神が治める五ヶ国を占領してバルドル帝国を裏切って直接対決に持ち込んだ後、ロウルートとカオスルートに分かれる感じしょうか。ロウルートの大まかな流れだとテスラを中心とした三柱神が復活して、フリード達がその三柱神を倒す展開。一方、カオスルートではテスラに精神を侵蝕されたドルドナによってモリガンが操られ、複数の女神も奪われた後、女神を取り戻してドルドナを倒す展開と言った所か。個人的にはカオスルートよりもロウルートの方が好みだったかな。展開的にもロウルートの方が王道的で盛り上がれたし。最後にVenus Bloodに繋がって綺麗に終わるのも良かったかな。カオスルートだとフリードが一方的に無双状態になってて何時の間にか終わってた感じだったし。
キャラに関してはフェネとディアドラが良かったかな。フェネに関してはこの作品唯一の癒し役で、フェネ関係のイベントが出る度に癒されてた。ただ、エロシーンが輪姦のみと言うのがなあ。あれだけフリードを慕ってるんだから、フリードとのエロシーンがあっても良かったんじゃないかと思ったものだが。ディアドラに関しては普段は結構きつい性格だが、エロシーンだとドMになるのが最高だった。また、戦闘面でもかなり頼りになったのも気に入った理由かな。後、アリアは一応メインヒロインの筈なのに他の女神とほぼ同じ扱いというのは気になった。アリアが女神になる前の記憶とかもっと上手く使えば今よりもメインらしくなってたのでは無いかと思うのだが。
絵に関しては、癖はありますが個人的には良い感じだと思った。
エロシーンに関してですが、このシリーズは触手を全面的に謳っているだけに触手シーンが結構多い。触手に関しては、純粋に触手だけが犯しているシーンがあまり無くて、触手が拘束具＋αな役割で実際にはフリードが犯しているシーンが多かったのはマイナス。折角、パッケージにも触手全開な絵を採用しているんだからもっと触手だけが犯しているシーンが欲しかった。また、触手以外のシーンもあるが、街中を引き摺り回したり、実験器具を使ったり、獣姦があったりとそれぞれ特化したシーンが多かった印象。尺はそれなりに長く、特化シーンも多いので割と抜ける部分は多かったですね。個人的にはマリスが一番好みのシーンが多かったかな。
音楽面に関しては、主題歌のGestaltzerfallが気に入りました。本編で何度も使われているのでフル版も聴いてみたんですが、いい曲ですね。歌詞の内容と、本編で同名のイベントがあった事からアリアの心境を綴った曲かな。
総合的にはかなり楽しめた作品だと思います。ここまで何周もしたのはこれまでやってきた中で数える程しか無いし。Venus Bloodシリーズは今まで買う機会がなくて、今回合同キャンペーンに釣られて始めて購入したんですが予想以上に面白かった。本編で登場したシリーズ過去作のキャラも気になったんで、余裕があれば過去作も買いたいですね。