猫撫ディストーションExodusのレビュー。
各10段階評価
シナリオ…8
キャラクター…8
絵…7
エロ…5
音楽…10
システム・演出…7
総評…8
【感想】
シナリオに関して。今作は前作である無印よりも大分分かりやすくなっているのではないかと思います。無印だと幾つか伏線が未回収で分かりにくかった所もあったんですが、Exodus編で無印の伏線も全部回収してきっちり纏めている。本作のメインであるExodus編は無印からの補完というか、完結編という側面が強いですね。やはりメインとだけあってExodus編が一番面白かった。相変わらず哲学的な側面が強いけど、無印よりも物語性があるし、素直に感心した部分も多かった。Exodus編やった後に各ヒロインのオムニバスやっていったけど、オムニバスってExodus編からの派生ってことで良いのかな?オムニバスはどのヒロインも良かったけど、特に結依姉さんの話が良かったわ。特に正六角形の話は印象的だった。よく考えたら七枷家なのに実際は6人しかいないのもこの辺にかけてるのかなとか思ったりもした。
キャラについて。無印に続いて今回も琴子がメインって感じですね。Exodus編でも見事に主役張ってたし。今回は琴子のオムニバスで健康なまま幸せになった琴子の世界が見られて満足。その他、結依姉さんも無印の時と同じく話が綺麗で印象的だったのが良かったかな。
絵について。これは無印と同じ感想なので特には言うことはありません。
エロシーンについて。相変わらず薄いというか。少なくとも実用に使えるという程でもないですね。
音楽について。BGMは大半が無印から引き続き使われていますが、やはり素晴らしい出来であると再認識させてくれる。特に生録というのが最高ですね。Exodus編では幾つか新規BGMが使われていますが、こちらも結構良い感じ。ただ、生録では無くなったのがやや残念ですが。ボーカル曲については正直無印よりも印象が薄くなった感じ。特にOPは無印みたいに勢いのある曲じゃなくなったが残念。
システム・演出について。これも無印と同じ感想なので特には言うことはありません。
無印がそれなりに良かったのもあって、Exodusは満足って所かな。